叔父のラバンは、ヤコブに言いました。
[voice icon=”https://thefunniestbiblelab.com/wp-content/uploads/2019/11/nouka_man1_laugh.png” name=“ラバン” type=”l”]ヤコブ、あなたは私の甥だからと言って、タダで私のために働くこともない。
どんな報酬が良いだろうか?私に言いなさい。[/voice]
[voice icon=”https://thefunniestbiblelab.com/wp-content/uploads/2019/10/isaac_blessing_yosehu.png” name=“ヤコブ” type=”l”]7年間、あなたに仕えるので、妹のラケルを私にください![/voice]
[voice icon=”https://thefunniestbiblelab.com/wp-content/uploads/2019/11/nouka_man1_laugh.png” name=“ラバン” type=”l”]わかった。他の人にやるよりも、あなたにやる方が良い。
私と一緒にいなさい。[/voice]
ラバンには、二人の娘がいました。
姉はレア。ひどく痩せていて目が弱い人でした。
妹はラケル。美して愛らしい人でした。
ヤコブは、ラケルのために7年間羊飼いの仕事をしました。
これは、ヤコブにとって神様からの大きな祝福でした。
羊を飼うことは、ラバンの手がまわらない所で、助けが必要な仕事でしたが、
ヤコブにとっては、難しいことではなく、普段やっていた仕事でした。
それも一人でやるのではなく、愛する女性の家族の羊を飼うことを手伝うことだったから、
男として名分もあるし、とてもいい事でした。
また、彼らと共に交わり、羊達と交わって、
神様を賛美し静かに暮らすことができたことも祝福でした。
自分を憎んでいるエサウは遠くにいたので、追っかけてくる心配もないし、
純真な羊達の群れと、また愛するラケルと共に
喜びと理想の世界で暮らせるようになりました。
こうしてヤコブは、7年間ラケルのために働きましたが、
愛する女性のためだったので、7年間はまるでたった数日のように感じられました。
参考:2000年10月8日 主日説教「平和のために理想世界」より