リベカ(母)とイサク(父)に、ベエルシバからハランへ行くよう言われ、
ヤコブは、移動しました。
(出典:『図解 聖書[世界史徹底マスター]』)
ある場所で、日が暮れたので、そこで一夜を過ごし、
石を枕にして寝ました(痛そう・・)。
ヤコブは、夢をみました。
地から空へとはしごが立っていて、天使が上り下りしていました。
(このエピソードから、上のような薄明光線を「天使のはしご」と言ったりしますね。)
神様は、ヤコブに二つのことを約束します。
①カナンの地は、あなたの子孫に与える。
②あなたとあなたの子孫が祝福を受ける。
神様がアブラハムにした約束と全く同じであり、
ヤコブが出かける前にイサクがした約束とも全く同じです。
そして、どこに行くにもあなた(ヤコブ)を守り、
あなたをこの地に連れて帰るだろう。
私(神様)は決してあなたを捨てず、あなたに語ったことを行うであろう。
と言います。
ヤコブは、眠りから覚めて、
「本当に神様がこの場所にいるのに、私は知らなかった!!」と言って、
その場所を「ベテル(神の家)」と名付けます。
〜追加〜
今週の説教は「あなたたちの心配を主に委ねてしまいなさい」というタイトルでした。
今日のブログを書きながら、思わず太字下線にしてしまいましたが・・。
ここも言い換えると、「あなたの心配を主に委ねてしまいなさい」というのと
同じことなのだと思いました。
兄エサウに殺されそうなヤコブは、リベカとイサクに背中を押されて、
叔父のラバンがいるハランへと向かいますが、
ヤコブからすると、「今にも殺されそうな自分は、本当にハランの地に行けるのだろうか。」
「ラバンに会ったところで、自分の生活はその先うまくいくのだろうか。」
「ラバンに着いたとしても、いつカナンに戻ってこれるのだろうか。」
など、不安を上げればきりがない状況でした。
今と違い、電話等の手段もないわけで、
「ラバンおじさん、今から行くよ〜。」とか
リベカからも「うちの子をお願いします〜。」とか言えなかっただろうし。。
「どこに行くにもあなた(ヤコブ)を守り、
あなたをこの地に連れて帰るだろう。
私(神様)は決してあなたを捨てず、あなたに語ったことを行うであろう。」
という神様からの約束。バックアップ。そして愛。。
今週のお話を深く思い返してしまいました。
そして、私たちも神様を愛し、信じればヤコブと同じように
神様が愛し、バックアップし、導いてくださるのです。。
すごい!!!