ヤコブ(弟)は、腕と首にやぎの毛をつけて、イサク(父)のいるところに行きました。



エサウ(兄)です(本当はヤコブ)。お父さんの言われた通りにしました。
鹿の肉を食べて、私を祝福してください。



(イサク(父)、ヤコブ(弟)を触る。。ヤコブ(弟)、ドキドキ・・・。)



ヤコブ(弟)こそ、私に似てあまり毛がない。
お前の母も毛が薄いのに、お前は誰に似て毛深いのか。はっはっは!!
ところで、体はエサウ(兄)に間違いないが、声がヤコブ(弟)のようだが。。

年をとってだんだんヤコブ(弟)の声に似てきたんです。
結局イサク(父)は、ヤコブ(弟)をエサウ(兄)だと思い、祝福しました。

我が子の鹿の肉を食べて、私自らお前を祝福しよう。
イサク(父)は、肉とぶどう酒を飲み食いしました。


野生の肉も羊の肉と変わらないな。




ヤコブ(弟)は、近寄って口づけした時、イサク(父)は、その着物の香りを嗅ぎ、
彼(イサク(父)は、エサウ(兄)だと思っているが本当はヤコブ(弟))を祝福しました。
「ああ、我が子の香りは、主が祝福された野の香りのようだ。
どうか神が、天の露と、地の肥えたところと、多くの穀物と、新しいぶどう酒とを
あなたに賜るように。
もろもろの民はあなたに使え、もろもろの国はあなたに身をかがめる。
あなたは兄弟たちの主となり、あなたの母の子らは、あなたに身をかがめるであろう。
あなたを呪う者は呪われ、あなたを祝福する者は祝福される。」
こうして、イサク(父)の祝福は、兄エサウでなく弟ヤコブが受けるようになりました!
(これが、出し抜きエピソードその2でした。)