ヤコブは、妻と子どもとともに故郷のカナンに戻りたいと、
叔父のラバンに言いましたが、
ラバンは、神様がヤコブに共にすることを見て、引き止めようとしました。
そこで、ヤコブはこう言います。


「ブチの羊」、「まだらの羊」、「黒の羊」(※要は白くない羊)
「まだらのやぎ」、「ブチのやぎ」(※要は黒くないヤギ)
を私の報酬としましょう。
あとで、あなたが来て、あなたの前で私の報酬を調べるとき、
私の正しいことが証明されるでしょう。
(動物の柄ですから、一目瞭然ですものね。。うんうん。)

もし家畜の中に
「ぶちでないやぎ」、「まだらでないやぎ」、(※要は黒いヤギ)
「黒くない羊」(※要は白い羊)があれば、
それはみな私が盗んだものになるでしょう。
ふむふむ。。
ざっくりまとめると、
ヤコブの報酬:「白くない羊」と「黒くないやぎ」
ラバンの報酬:「白い羊」と「黒いやぎ」
ということになります。
ところで、皆さん、白くない羊って見たことあります??
そう!!あんまりなくないじゃないですか??
あんまり生まれないんですよ!!
同時は、「白い羊」と「黒いヤギ」がスタンダードだったようです。
そうでない羊とヤギなんて、そうそう生まれない!!
つまり、これは明らかにラバンの方が得な報酬になっているんです。
どうなる!?ヤコブ!!
参考:2000年10月8日主日「平和のための理想世界」より
もしあなたが、私のためにこの一つのことをしてくださるなら、
私は今一度あなたの群れを飼い、守りましょう。