聖書要約〜番外編:バビロン捕囚〜

 

さて、今日は前回のアッシリア捕囚の続き、バビロン捕囚です。

(そう、実は続いているのです。)

 

北イスラエルの人々を連れて行った強国アッシリアでしたが、そのパワーはいつまでも続かず。。

アッシリアは、4つの国に分かれます。

 

①新バビロニア(バビロン)

②メディア(ペルシア)

③リディア

④エジプト

 

↓↓↓こんな感じ

引用:世界の歴史まっぷ

 

ここで強かったのが、バビロン!!

 

そう、バビロン捕囚バビロンです(新バビロニアとも呼ばれたりします。)

それでは、バビロン捕囚を見てみましょう。

 

 

◉バビロン捕囚について

バビロン捕囚とは、バビロンの王様ネブカドネザル南ユダの王様&人

バビロンに連れて行ってしまった出来事です。

 

バビロン捕囚は、南ユダの王様エホヤキムから始まります。

(最後から3番目の王様ですね。※下図参照)

 

 

それでは、南ユダの王様ごとに見て行きましょう。

 

の前に。

 

⓪エホヤハズが王になる。

南ユダの王ヨシヤが呆気なく戦死した後、エホヤハズが3ヶ月だけ王になります(短い!)

しかし、エジプトの王エホヤハズを監禁して、代わりにエホヤキムが王になりました。

(名前が似てるからややこしい・・。)

 

エホヤキムが連れて行かれちゃったよ!!

エホヤキムは、B.C.607年から王様になりました。

エジプトが王に任命しましたが、ネコ王(エジプトの王)が多くの貢物を南ユダに要求してきたんですよ。

それを払うため、エホヤキムは人々に重税を課しました(列下23:35)。

 

しかし、エジプトの勢力は衰え、バビロンが勢力を増し・・。

 

エホヤキムは、最初はバビロンに仕えるも、その後、反逆。。(列下24:1)

バビロンに攻められてエルサレムは陥落し、エホヤキムバビロンに連れて行ってしまいます。

また、主の宮(ソロモンが建てた神殿ね)にあった器も持って行ってしまいました。

 

エホヤキンが連れて行かれちゃったよ!!

続いての王様エホヤキン。(これまた、エホヤキムと一字違い!)

エホヤキンは、バビロン王ネブカドネザルの脅威の真っ只中に王様になりました。

 

彼もまたネブカドネザルによってバビロンに連れて行かれてしまいます。

しかし、バビロンで捕虜として生活していたものの、釈放されて高い地位を与えられ、

その後は王の前で食事し、生活費も保証されていたようで、

連れて行かれたわりには良い暮らしをしていたようです。(列下25:27~)

 

ゼデキヤが連れて行かれちゃったよ!!!

南ユダ最後の王様ゼデキヤ

バビロンの猛攻にさらされた動乱期に王様になりました。

 

諸外国は、結束してバビロンに反抗していましたが、ゼデキヤエレミヤ預言者に従い、

この結束には入らず、バビロンと和平交渉をしていたようです(エレミヤ21:1~)。

 

しかし、エジプトが勢力を増してきたときに、バビロンが一時エルサレムから撤退すると、

ゼデキヤエジプトと軍事同盟を結びました。

そして、バビロンに叛逆したのです。

 

怒ったネブカドネザルは、ゼデキヤを捕らえ、エルサレムは陥落。南ユダは滅亡となりました。

ゼデキヤの前で(ゼデキヤの)子どもたちが殺されてしまい。。😱😱😱

ゼデキヤも目をえぐられ、バビロンに連れて行かれてしまいます。😱😱😱😱(列下25:1~)

 

このほかにもネブカドネザルは、

①主の宮を燃やし、

②城壁を破壊し、

③人々を連れて行ってしまい、

④主の宮にあった器なども持って行ってしまいます。

 

これがバビロン捕囚です。その期間70年!!

 

だいぶ悲惨な出来事ですね。。

 

 

◉バビロン捕囚のその後

しかし、バビロンもいつまでも強かったわけではありません。

もともとアッシリアが4つに分かれて、

バビロニア、メディア(ペルシア)、リディア、エジプトとなりましたが、

今度はメディア(ペルシア)が強くなってきます。

 

そして、こんなに大きくなっていく!!

 

そこで今度登場してくるのは、ペルシア王クロス(キュロスと言われることも)!!

クロスが王様になると、こう言うんです。

 

天の神、主は地上の国々をことごとく私に賜って、主の宮をユダにあるエルサレムに建てることをわたしに命じられた。あなたがたのうち、その民である者は皆、その神、主の助けを得て登って行きなさい。
(歴下36:23)

 

つまりはどういうことかと言うと、

“クロス”
イスラエルの人たち、帰っていいよ!

燃やされちゃった主の宮も建てていいよ。

 

なんと!!??( ゚д゚)!!!

 

上の勅令は、「クロスの勅令」と呼ばれていますが、一般的にはB.C.537と言われています。

エホヤキムが王様になった時からちょうど70年ですね。

 

こうして、イスラエルの人たちは再びイスラエルに戻り、

主の宮(ソロモン聖殿)を建て直していくのです。

 

こうして話は、エズラ記に続いていきます。。

 

ABOUTこの記事をかいた人

はじめまして。私はキリスト教福音宣教会のChihiroといいます。 大学院の終わり頃にキリスト教福音宣教会で聖書を学ぶようになりました。 私は、大学で言語学(英語)を専攻しており、聖書が欧米文化に大きな影響を与えていることから、聖書を勉強したいと思っていました。最初は普通の教会で学んでみましたが、よくわからず断念。。 キリスト教福音宣教会のバイブル・スタディは、聖書を基本から教えてくれてわかりやすく、臨場感があり、とても面白い!!このブログでは、そんな面白さと共に、聖書に出てくる地名や時代背景を中心に情報提供できたらと思っています。