聖書要約〜ヘブル人への手紙〜

みなさん、こんにちは。キリスト教福音宣教会のChihiroです。

ヘブル人への手紙まで来ました。

 

◉誰が誰に書いた?

基本的に「○○への手紙」はパウロが書いたとされていますが、諸説ありのようです。

ヘブル人というのは、ヘブライ人、つまりはイスラエルの人たちのことです。

イスラエル民族の話す言葉をヘブライ語とも言いますね。

 

◉何が書かれている?

ヘブル人への手紙には何が書かれているのか。

簡単に言えば、「イエス・キリストはすごい」ということが書かれています。

では、どうすごいのか?

 

(1)天使と比べてすごい

もちろん聖書全体を通してイエス・キリストを証しているのですが、ヘブル人への手紙では、まずキリストは、天使(御使)を比べてすごいと言っています。

では、天使とキリストはどう違うのか。

というのは、御使たちを通して語られた御言葉が効力を持ち、あらゆる罪過と不従順とに対して正当な報いが加えられたとすれば、私たちは、こんなに尊い救いをなおざりにしては、どうして報いを逃れることができようか(2:2-3)

御使たちは全て仕える霊であって、救いを受け継ぐべき人々に奉仕するため、遣わされたものではないか。(1:14)

 

確かに天使も人が正しい道に行けるように導いてくれます。では、キリストと天使は何が違うのか。

キリストは人間を救うために送られた方ですが、天使は人間に奉仕するために存在していると説明しています。

 

(2)大祭司のようにすごい

また、ヘブル人の手紙では、キリストを「大祭司」と言いながら説明しています。

そもそも祭司とは何かというと、レビ記などに書かれている様々な礼拝や儀式を取り仕切り、神様と人間を繋ぐ役割をしていた人たちです。

大祭司は「大」が付くので、そんな祭司を代表する人だったわけです。

そう!神様と人間を繋ぐんです!仲保者なんです!!

神は唯一であり、神と人との間の仲保者もただ一人であって、おsれは人なるキリスト・イエスである。(テモテ①2:5)

そういう意味で祭司とキリストは似ていますね。

 

また、大祭司は年に一度ある贖罪の日に、牛やら羊やらを捧げて、自分と人々の罪が許されるようにしてくれていました。

しかし、キリストが来た時には、牛やらヤギやら羊ではなくて、自分の血によって人々の罪が許されるようにしてくれた(9:11-12)わけです。

だから、キリストが来ることで新しい時代になり、古いものは廃止されるのだ。キリストは新しい時代の仲保者なのだ〜、と言っているわけです(10:9-10)。

 

そして最後に「だから、キリストを信じよう!迫害や苦境に負けず、信仰生活を頑張ろう!!」と力付けて終わります。

こういうわけで、私たちは、このような多くの証人に雲のように囲まれているのであるから、いっさいの重荷と、絡みつく罪とをかなぐり捨てて、私たちの参加すべき競走を、耐え忍んで走り抜こうではないか。(12:1)

 

雲のような多くの証人とは、11章で書かれている多くの旧約時代の登場人物ですね。彼らも信仰をもって涙ぐましく生き抜いてきたのです。

だから、我々も耐え忍んで走り抜こうということです。

 

以上、ヘブル人の手紙でした〜。

 

ABOUTこの記事をかいた人

はじめまして。私はキリスト教福音宣教会のChihiroといいます。 大学院の終わり頃にキリスト教福音宣教会で聖書を学ぶようになりました。 私は、大学で言語学(英語)を専攻しており、聖書が欧米文化に大きな影響を与えていることから、聖書を勉強したいと思っていました。最初は普通の教会で学んでみましたが、よくわからず断念。。 キリスト教福音宣教会のバイブル・スタディは、聖書を基本から教えてくれてわかりやすく、臨場感があり、とても面白い!!このブログでは、そんな面白さと共に、聖書に出てくる地名や時代背景を中心に情報提供できたらと思っています。