旧約の祭り色々(2):レビ記16章

みなさん、こんにちは。キリスト教福音宣教会のChihiroです。

今日もレビ記について書いてみたいと思います。

今日は、16章に書かれている「贖罪の日」について書いてみたいと思います。

この章に書かれている「贖罪の日(宥めの日とも言う)」、現地語では「ヨム・キプール」と言うんですけれども、調べてみると思っているよりもかなり重要な章であることがわかりました。

今までつまらないなぁと、ダラダラ読んでいたことを悔い改めます!!

現在も旧約の御言葉を信じて生きている人、すなわちユダヤの方たちがいらっしゃいますが、今も大変重要なお祭りとしてきっちり守っていらっしゃるようです。

 

◉どんな日?

「贖罪の日」、「宥めの日」と言ったりするようですが、要は神様の前にイスラエル人全体の罪を許してもらう日です。

 

◉聖書には何て書いてある?

16章には、この「贖罪の日」の儀式をどのように行うべきかが書かれています。

(1)まず、モーセの兄弟のアロンが自分と自分の家族のために罪を贖い、清めます。(牛を燔祭🔥)

(2)そして2頭のヤギを用意し、一頭は主のために燔祭として捧げ、もう一頭は荒野に送るのですが、”くじ”でどちらのヤギを荒野に送るのか決めます。

(3)そして、イスラエル民族のために罪を贖い、清めます。((2)の燔祭用のヤギを燔祭🔥)

(4)アロンがヤギ((2)の荒野に放つ用のヤギ)の上に手を置いて、イスラエル人の罪をヤギに移し、ヤギを荒野に放ちます。

 

この日は、断食をして何も仕事をしてはいけないようです。

そして、これをユダヤ暦の7月10日に行なう、と定められています。

 

◉今はどのように守っている?

上にも書きましたが、ユダヤ人は今もこの日をしっかりと守っていらっしゃいます。

ざっと調べたところ、ヤギは捧げていなさそうですが、ユダヤ歴の7月10日(我々にとっての普通のカレンダーで言うと、10月11日〜12日)になると、皆断食をして、仕事や買い物などもせず、1日家で静かに自分自身を静かに振り返る日として過ごしているようです。

「クリスチャン」も一言で「クリスチャン」と言っても、普段から熱心に祈り、御言葉を実践してキリストを愛して生きる人から、日曜やクリスマスだけ教会に行く人と色々いるように、「ユダヤ人」も厳格に律法を守る方から大きな行事の時だけシナゴーグ(ユダヤ教の教会)行く人と色々いるようです。

けれど、この「ヨム・キプール」は、大半の人が守る大きな日のようで、町も車が通らず商業施設も閉まっていることが多いようです。

 

このように見ると、レビ記を通して異文化理解ができて、興味深いなと思いました。

まだまだ知らないことがたくさんありそうですね。

また、何か興味深そうなものがあれば書いてみたいと思います。

 

参考(現在の「ヨム・キプール」の過ごし方について):
日本イスラエル親善協会
地球の歩き方 特派員ブログ

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はじめまして。私はキリスト教福音宣教会のChihiroといいます。 大学院の終わり頃にキリスト教福音宣教会で聖書を学ぶようになりました。 私は、大学で言語学(英語)を専攻しており、聖書が欧米文化に大きな影響を与えていることから、聖書を勉強したいと思っていました。最初は普通の教会で学んでみましたが、よくわからず断念。。 キリスト教福音宣教会のバイブル・スタディは、聖書を基本から教えてくれてわかりやすく、臨場感があり、とても面白い!!このブログでは、そんな面白さと共に、聖書に出てくる地名や時代背景を中心に情報提供できたらと思っています。