最後に「セム」です。
セムは、セム→アルバクサデ→シラ→エベル
そして、この子孫が「ヘブル人(イスラエル民族)」の先祖となります。
彼らは、最初はメシャからセパル(下地図の黒丸地域(!?) ※諸説あり)に住み、
ここからイスラエル民族が広がっていくのです。
(下地図青のSHEMの部分)
(下地図青のSHEMの部分)
そして、この「セム」の子孫から、旧約聖書のキーパーソンのうちの一人が
出てくるんですよ!!
しかし、ここではまだ紹介されていません。
あとでのお楽しみといったところでしょうか。
「イスラエル」という国は、小さな国でしたが、
神様が、神様ご自身の計画を成されるために、
選んだ民族でした。
ここから、聖書の話がさらに広がっていきます。
こうやって、家系図を見てみると、
ノアが言っていたことが実際に起こっている
(厳密に言うと、神様がノアを通しておっしゃったことが起こっている)
ことがわかります。
「カナンはのろわれよ。
彼はしもべのしもべとなって、
その兄弟たちに使える。」
「セムの神、主はほむべきかな、
カナンはしもべとなれ。
神はヤペテを大いならしめ、
セムの天幕に彼を住まわせられるように。
カナンはそのしもべとなれ。」(創9:25-27)
より「義(神様から見て正しい側)」のセム。
より「悪側」のハム。
そして、ヤペテの子孫は、これと言って目立つ義や悪側の登場人物はないのですが。。
決して「悪側」の人間ではなく、
セムについていく感じでしょうか。
こうして、子孫の運命は、ノアの話すとおりとなり、
歴史は続いていくのです。
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