士師記⑫:サムソン(追記)

みなさん、こんにちは。キリスト教福音宣教会のChihiroです。

前回のサムソンですが、もう少し深めに書きたいので記事に分けました。

 

女好きのサムソンが外国のペリシテ人と結婚するのは、神様の御心(計画)があったわけですが、一体どんな御心があったのかを今回は書きたいと思います。

まず、サムソンの結婚は御心だったということは、聖書に書いてあります。

父母はこの事(サムエルの結婚)が主から出たものであることを知らなかった。サムソンはペリシテ人を攻めようと、おりをうかがっていたからである。その頃ペリシテ人はイスラエルを治めていた。(14:4)

 

どんな御心があったのか。

サムソンの結婚相手(ペリシテ人の女)は何度もサムソンを裏切るのですが、(1) 裏切られることによってサムソンが傷つき、その傷を通して神様がサムソンに神様の心情を悟らせたかったということと、(2) ペリシテ人から裏切られたことによって、イスラエル民族がペリシテ人を攻撃するため、という2つの御心がありました。

では、一つづつ見ていきたいと思います。

 

(1) 裏切られることによってサムソンが傷つき、その傷を通して神様がサムソンに神様の心情を悟らせたかった

士師時代では、何度も同じストーリーが繰り返されるのですが、イスラエル民族も神様を裏切っては悔い改め、裏切っては悔い改めが繰り返されています。

神様もこのように自分が愛する人間から裏切られ、傷ついているのだということをサムソンに伝えたかったのです。

ホセア預言者の時もそうでしたね。

このようにして、神様は自ら体験させることによって神様の心情を悟らせようとするのです。

 

(2) ペリシテ人から裏切られたことによって、イスラエル民族がペリシテ人を攻撃するため

イスラエル民族は隣国の影響で偶像崇拝をしてしまい、心が神様から離れてしまいました。

それによって神様は、周辺国のペリシテ人にイスラエル民族を治めさせ、イスラエル民族を苦しくさせて、再び神様を信じるように働きかけていました。

イスラエル民族は、ペリシテ人からの重圧から逃れることを望んでいましたが、サムソンもどこかでペリシテ人を攻め入るきっかけはないかと伺っていました(14:4)。

なので、全てをご覧になっていた神様は、サムソンをペリシテの女と結婚させ、その女性に裏切られることで神様の心情を悟らせ、ペリシテ人を攻め入り、イスラエル民族の心を再び神様に向けさせる事が御心だったわけです。

しかし、サムソン自身が「自分に向かう御心」をはっきりと悟ることができず、ペリシテ人をやっつけることにはやっつけたのですが、自分自身も共に亡くなるかたちになってしまったのです。

ちゃんちゃん。

 

参考:2011年2月20日サンデーサービス(初信者向け礼拝)「士師の時代〜サムソンとデリラ」

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はじめまして。私はキリスト教福音宣教会のChihiroといいます。 大学院の終わり頃にキリスト教福音宣教会で聖書を学ぶようになりました。 私は、大学で言語学(英語)を専攻しており、聖書が欧米文化に大きな影響を与えていることから、聖書を勉強したいと思っていました。最初は普通の教会で学んでみましたが、よくわからず断念。。 キリスト教福音宣教会のバイブル・スタディは、聖書を基本から教えてくれてわかりやすく、臨場感があり、とても面白い!!このブログでは、そんな面白さと共に、聖書に出てくる地名や時代背景を中心に情報提供できたらと思っています。