聖書について/日常生活

イサクの燔祭〜まとめ〜(創世記22)

「イサクの燔祭」は有名な話なので、ちょっとここで整理したいと思います。

神様は、アブラハム「イサクを捧げなさい」と言いました。

どうしてこのように言ったのでしょうか?

 

①神様がアブラハムを試みた

神様は、何度もアブラハムに「あなたの子どもが後継になる」と言うも、

アブラハムサラにとっては、なかなか子どもができず。。

年齢も100歳近くと、どう考えても「不可能!!」でした。

 

やっとできた「神様がくださった子」!!

アブラハムは、溺愛しました(笑)。

そう、アブラハムは、子どもを愛しすぎていたんです(笑)。

 

「得ることが難しかったもの」を神様がくださったら、

神様への感謝を忘れてはいけないじゃないですか。

 

しかし、人は、最初はくださった神様に感謝しつつも、

徐々に「くださった神様」から「くださったもの」へと心が傾いていってしまうのが

人間の性です。。

 

アブラハムもそうでした。

そこで神様は、アブラハムを試みます。

 

[voice icon=”https://thefunniestbiblelab.com/wp-content/uploads/2019/09/internet_god_kamieshi.png” name=“神” type=”l”]本当に私を愛してくれるだろうか。。本当に私に従ってついてきてくれるだろうか。。[/voice]

 

そして、神様は、アブラハムに言いました。

[voice icon=”https://thefunniestbiblelab.com/wp-content/uploads/2019/09/internet_god_kamieshi.png” name=“神” type=”l”]愛するあなたの息子、イサクを捧げなさい!![/voice]

 

そして、アブラハムは、イサクを捧げました!!

 

「自分としては得られなくて諦めていたあるもの」を神様が下さったなら、

くださった神様にもっと感謝し、愛して、

神様を喜ばせて生きて生きたいですね☺️。

 

 

②アブラハムを後世に伝える

神様は、アブラハムを試みつつも、アブラハムの信仰を信じていました。

 

[voice icon=”https://thefunniestbiblelab.com/wp-content/uploads/2019/09/internet_god_kamieshi.png” name=“神” type=”l”]アブラハムなら、きっと愛するイサクを捧げてくれる!![/voice]

 

「アブラハムが愛する子どもイサクを捧げる」というエピソードを後世に伝え、

「アブラハム」が「信仰の先祖」であるということを立証する目的もあったのです。

 

事実、こうして4000年以上だった今でも、
(アブラハムの出来事は旧約4000年の中で2000年くらい経った頃の出来事のようです。)

聖書を通してこのエピソードが語り継がれています。

しかも、イスラエルから遠く遠い日本にまで!!

 

すごくないですか??

 

このように、アブラハムの信仰と行いを聖書に記録することで、

後から読む人が見てわかるようになり、

「アブラハムは、信仰の先祖だ」と認めるようになったのです。

 

 

③捧げ物のリベンジ!!

アブラハムが捧げ物をうまく捧げられなかったことがありましたね。

なぜって?

夫婦げんかしちゃったからですよ〜。

(※忘れてしまった方は、リンクへGO!!)

 

「愛するイサクを捧げなさい」というのは、言い換えると、

[voice icon=”https://thefunniestbiblelab.com/wp-content/uploads/2019/09/internet_god_kamieshi.png” name=“神” type=”l”]もう一度、完全な捧げ物にチャレンジしよう!!
(アブラハム、君ならできる!!アブラハム、私はできると信じている!!)
[/voice]

 

むむむ!!!

神様の熱い期待!!

熱い眼差し!!

熱い鼻息!!(フーッン!!!)

 

アブラハムは、大切な大切な愛するイサクを捧げました。

 

「そんな、大切な自分の子を!!」と思うかもしれませんが、

ヘブル人への手紙11:19にこんな聖句があります。

 

「彼(アブラハム)は、神が死人の中から人をよみがえらせる力がある、と信じていたのである。
だから彼は、いわば、イサクを生き返して渡されたわけである。」

(※下線部日本語わかりにくいですね・・。イサクが生き返って(アブラハムに)渡されたという意味です。)

 

つまり、アブラハムは、イサクが死んでも神様がよみがえらせて下さると信じていたのです!!
(そして、アブラハムがイサクの腹を切り裂こうとしたところで、天使の声が聞こえ、
羊が現れ、イサクは生きたかたちでアブラハムに返されたというわけで・・。)
※上の聖句通りですね。

 

神様を信じて、イサクを捧げたアブラハム

 

神様は、アブラハムが真実に「イサクを捧げよう!!」と思った

その心を受け取ったのです。

 

そして、羊が出てきて、イサクの代わりに羊を捧げました。

 

このようなアブラハム完全な信仰と完全な捧げ物ゆえに、

アブラハムは「信仰の先祖」となり、

アブラハム(個人の信仰)→イサク(家庭の信仰)→ヤコブ(民族の信仰)・・

と歴史は広がっていくのです。。

 

ちゃんちゃん。。

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