ロトのその後(創世記19:29-38)

こうして、神様は、ソドムとゴモラの低地を取り壊した時、

アブラハムのことを思って、その土地からロトを救い出しました。

 

ロトは、ゾアルに住むことを恐れたので、

ゾアルを出て登り、二人の娘と共に山に住みました。

そして、洞穴の中に住みました。

 

ロトの娘は、2人いましたが、

姉は妹に言いました。

“姉”
お父さん、歳もとったし、この地では世の風習通りに私たちのところに来る人はいません。お父さんにお酒を飲ませて、一緒に寝て、お父さんとの間に子どもを残しましょう。

 

姉妹は、その夜、父(ロト)に酒を飲ませて、姉は父と寝ました

ロトは、自分の娘が寝たのも起きたのも知りませんでした。

 

また、ある日、姉は妹に言いました。

“姉”
私は、昨日、父と寝ました。今夜また、父に酒を飲ませて、今度はあなたが父との間に子を作りなさい。

 

姉妹は、その夜、また父に酒を飲ませて、今度は妹が行って父と寝ました。

ロトは、娘が寝たのも起きたのも知りませんでした。

 

二人の娘は、ロトとの子どもをもうけました。

一人は「モアブ」、もう一人は「ベニヤミン」と名付けました。

彼らは、モアブ人アンモン人の先祖となりました。

 

 

〜ロトが本来行くべきだった道〜

ロトの娘たちが父親との子どもを作るというのは、

現代社会ではなかなか理解しにくい話です。

 

ロトの娘たちの子孫は、「モアブ人」と「アンモン人」となりました。

もう少し聖書を読み進めていくと出てきますが、「モアブ人」「アンモン人」は、

モーセがイスラエルの民を導いてカナンの地に行く時、一番激しく止めたの民族です。

 

ロト達が裁きから免れ、そこで命が助かったなら、ただ山で家族で生きるのではなく、

アブラハムのところに行くべきでした。

神様がアブラハムのために、ロト達を救い出してくれたのだから、

自分たちを救ってくれたアブラハムに感謝して、従って生きるべきだったのです。

しかし、ただ山に行って生きることにしてしまいました。

 

結果、酔っ払っている時に、娘がお父さんと寝て、

娘が妻になってしまいました。

そして、その子孫が「イスラエル民族がエジプトから出る」と言う神様の計画を

一番激しく止めるようになってしまったのです。

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はじめまして。私はキリスト教福音宣教会のChihiroといいます。 大学院の終わり頃にキリスト教福音宣教会で聖書を学ぶようになりました。 私は、大学で言語学(英語)を専攻しており、聖書が欧米文化に大きな影響を与えていることから、聖書を勉強したいと思っていました。最初は普通の教会で学んでみましたが、よくわからず断念。。 キリスト教福音宣教会のバイブル・スタディは、聖書を基本から教えてくれてわかりやすく、臨場感があり、とても面白い!!このブログでは、そんな面白さと共に、聖書に出てくる地名や時代背景を中心に情報提供できたらと思っています。