ヤコブは、立って子どもと妻たちをラクダに乗せ、
ハラン(=パダンアラム)で得た全ての家畜と財産を携えて、カナンの地にいるイサクのもとへと向いました。
(懐かしき・・・カナン・・)

その時、ラバンは羊の毛を切るために出かけていたので、
ラケルは父の所有のテラピムを盗み出しました。
あまり詳しいことはわかっていないようですが、家族を守る神様の像だったと言うのが有力な説のようです。テラピムとは?
また、ヤコブはラバンを欺き、自分たちが逃げることをラバンに言いませんでした。
こうして、ヤコブは持ち物を携えて逃げ、
ユーフラテス川を渡ってギレアデの山地へと向かいました。

※ハランからギレアデに向かう赤い矢印ですね。
画像:https://headwatersresources.org/map-of-jacobs-journey-to-haran-and-back/