みなさん、こんにちは。キリスト教福音宣教会のChihiroです。
今日はエゼキエル書について書いてみたいと思います。
エゼキエルは、四大預言者の3人目です。
◉いつの人?
エゼキエルは、南北分立時代の後半、
バビロン捕囚前からバビロン捕囚真っ只中の人だということがわかります。
◉どんな人?
エゼキエルは、30歳の時から神様の言葉を伝え始めました。
職業は、祭司だったようです。
エゼキエル自身もバビロン捕囚でイスラエルからバビロンへと連れていかれました。
エゼキエル書は、エゼキエルが神の幻を見て、神様の言葉を伝えるようになった経緯から始まります。
神様の幻の姿がどんなだったのか・・。
一応聖書に書いてあるのですが、言葉で書くとだいぶわかりにくい・・。
一言でまとめると、もう言葉では表せないほどの威厳と崇高さと・・。
とにかく凄かったのでしょう・・、という感じです。
そんな姿を描こうといろんな画家がチャレンジしたようですが、有名どころでラファエロの絵画を紹介したいと思います。
引用: Wikipedia
こんな感じ。。
神の幻が実際このような形だったかどうかはわかりませんが(私も見たことがないので)、顔の形は4つの生き物の形をしていて、
①義を表す「人間」、②掴んだら離さない「獅子」、
③変わらない永遠性を表す「牛」、④絶対愛を表す「鷲」の顔を持っていました。(1章参照)
神様がエゼキエルに言いました。
人の子よ、わたしはあなたをイスラエルの民、すなわち私にそむいた反逆の民につかわす。彼らもその先祖も、わたしにそむいて今日に及んでいる。
彼らは厚顔で強情な者たちである。わたしはあなたを彼らにつかわす。あなたは彼らに『主なる神はこう言われる』と言いなさい。(2:3-4)
「人の子」とは、エゼキエルのことです。
イスラエルの民のことを「反逆の民」「厚顔」「強情」と言っていますが、南北分立時代、預言者を通して「偶像崇拝をやめるように」「神様を信じるように」再三言ってきましたが、イスラエルの人たちは聞く耳を持ちませんでした。
エゼキエルも預言者として、「偶像崇拝をやめるように」は言いますが、神様もだいぶお怒りモード。。
エゼキエル書は、裁きに関する御言葉が多くなります。
しかし、裁いて終わるのではなく、「救い主メシアを送るよ」という預言もして下さいます。
エゼキエル書の内容は、主にこんな感じ↓↓↓
[aside type=”boader”]①イスラエルの滅亡に関して
②イスラエルの諸敵国(エジプトとか)に対する預言
③イスラエルの回復に関する預言
④新しいエルサレム神殿の幻[/aside]
次回、エゼキエル書の内容をまとめてみたいと思います。
参考:
2014年11月12日『エホバの御座』