みなさん、こんにちは。キリスト教福音宣教会のChihiroです。
ヤコブの手紙まで来ました。
ヤコブって誰?
この書は「ヤコブへの手紙」ではなく「ヤコブの手紙」なので、ヤコブが書いた手紙です。
ヤコブも色々いますが、このヤコブは、イエス様の兄弟のヤコブと言われています。
ヤコブは、エルサレムで最初にできた教会、エルサレム教会の最初のリーダー(初代教会長)を務めた人のようです。
兄弟ですごいですね。。まあ、メシアと初代教会長は、別格ですが😅。
誰に書いた?
「離散している12部族の人々へ」と書かれています(1:1)。
まず、12部族とは?と言うところですが、話は創世記に戻ります。
アブラハム→イサク→ヤコブ→ヨセフと4代続いているのですが、ヤコブの子供にはヨセフを含めて12人の子供がいました。
この子供達が子孫繁栄して、イスラエル民族になっていくのです。
なので、12部族とはイスラエル民族のこと。
つまり、あちこちへ離散してしたキリストを信じているイスラエル民族へ宛てた手紙なのです。
何が書いてある?
手紙の内容としては、生活の中での問題をどのように解決したら良いかが書かれているので、現代を生きる私たちにとってもわかりやすく有益なものが多いです。
人が誘惑に陥るのは、それぞれ、欲に引かれ、誘われるからである。欲がはらんで罪を生み、罪が熟して死を生み出すからである。(1:14-15)
欲深い(?)人にとっては、「あたたたた(痛い)」と言う感じですね😅。
(これに反して、)完全な自由の律法を一心に見つめてたゆまない人は、聞いて忘れてしまう人ではなくて、実際に行う人である。こう言う人は、その行いによって祝福される。(1:25)
簡単に言えば総裁がよくおっしゃる「言葉よりも実践だ」と言うことです。実践は否定できないですし、言葉でああだこうだ教えるよりも力があります。総裁の言葉で「弁舌の勝利者よりも行動の勝利者になりなさい。」というのがありましたが、実践者ほど説得力があるものはありません。
ところが、舌を制しうる人は、一人もいない。それは、制しにくい悪であって、死の毒に満ちている。(3:8)
人は舌で話しますね。舌、つまりは言葉です。言葉を制することができたら、それはもう超人です。生きていく上でミスも相当少ない人でしょう。言葉を制することができなくて、喧嘩、諍い、殺人が起こります。おっしゃる通りです。アーメン。
そんなところでしょうか。
他にも良い聖句が色々あるので、是非読んでみてください。
以上、ヤコブの手紙でした。