みなさん、こんにちは。キリスト教福音宣教会のChihiroです。
今日は申命記について書いてみたいと思います。
以前、説教にも「申命記は心に刻むべき聖書だ。」とありましたが、申命記には、「神様が行ってくださったことを忘れず、神様に感謝し愛して生きなさい。」ということがたくさん出てきます。
◉ストーリー
色々な地名が書かれていますが、聖句を見るに「シホン・オグと戦った後、モアブの地で(申1:4-5)」と書いてあるので、その辺りでモーセが律法の説明にあったようです。
以降、律法が書かれています。いくつか書いてみたいと思います。
あなたは心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛さなければならない。(申6:4)
これは新約にも出てきます。
イエスは言われた、「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、主なるあなたの神を愛せよ。」これが一番大切な、第一の戒めである。(マタイ22:37)
これは、ある律法学者が「律法の中でどの戒めが一番大切ですか。」という質問に対して、イエス様が答えた答えなのですが。
言い換えると、数ある律法の中でイエス様が最も重要な聖句として選んだ律法が申命記6:4なわけです。
また、このマタイ22:37-40は、「聖書が要約された聖句だ」と過去の説教で聞いたこともあります。
他にも、様々な聖句がありますが最初に言った通り、
「神様が行ってくださったことを忘れず、神様に感謝し愛して生きなさい。」
ということが繰り返し出てきます。
最後、「モーセの歌」があり(32章)、モーセが各部族を祝福し(33章)、モーセが死んで申命記が終わります。
ちなみに、地理的に現在地はヨルダン川手前になります。ずっと律法を読んでいると地理的な場所を見失ってしまいがちですよね。
以上、申命記でした。
続いてヨシュア記。ヨシュアを先頭にヨルダン川を渡ってカナンの地に入ります。
参考:2020年7月5日主日「忘れずに愛して生きなさい」