みなさん、こんにちは。キリスト教福音宣教会のChihiroです。
今日は、士師記のエフタについて書いてみようと思います。
エフタは8人目の士師です。
◉ストーリー
士師記のストーリーは決まっています。
(2) 周辺の民族が攻めてくる
(3) 悔い改める
(4) 士師を通して周辺民族をやっつける
それでは、見ていきましょう。
(1) イスラエル民族が神様の前に悪を行う
10:6に書いてある通りです。
バアル、アシタロテなど他諸々外国の偶像に仕え、神様を信じていなかったようです。
引用:バアル像
(2) 周辺の民族が攻めてくる
そのため、神様は、周辺民族であるペリシテ人やアンモン人がイスラエルを攻めてくるようにさせました。
(出典:『図解 聖書[世界史徹底マスター]』)
(3) 悔い改める
10:10に書いてある通り、イスラエル民族が悔い改めます。
(4) 士師を通して周辺民族をやっつける
イスラエル民族とアンモン人が戦うようになりましたが、その時にイスラエルの軍の隊長として選ばれたのがエフタです。
エフタの人生は次のような人生でした。
エフタは、正妻の子どもではなかったため、異母兄弟にいじめられ財産を相続できず、兄弟のもとを離れてヤクザの仲間入りをします。
そして、略奪をしながら生活するという、やんちゃな人生を送っていました。

エフタは、イスラエルの長老たちに軍隊の長になるようにお願いされ、「神様が、アンモン人を我々に渡されるならば。」ということで、軍隊の長になることを引き受けます。
(なかなか辛い大変な人生の中でも、神様を恨まず信じ続けて生きていたエフタはすごいですね。)
エフタはまず、アンモン人に言葉で説明します。(※論争の詳細はこちらの(1)を参照)



話し合いでは埒が明かないので、戦いが始まりました。(※戦いの詳細はこちらの(2)を参照)
そして、エフタは神様に約束をします。

そして、見事、戦いに勝ったエフタ。
最初にエフタを迎えてくれたのは・・・・。なんと、エフタの可愛い可愛い一人娘でした。

こうして、エフタが神様に約束した通り、エフタの娘は神様への捧げ物として焼かれてしまったのです。
こうして、エフタは6年間、士師としてイスラエルを治めました。
(エフライム人とのごちゃごちゃはちょっと割愛)
以上、エフタの話でした。