士師記⑧〜エフタ:地名の補足〜

みなさん、こんにちは。キリスト教福音宣教会のChihiroです。

前回書いたエフタですが、地名が色々難しいので、地名にフォーカスしてもう一度書きたいと思います。

 

(1)エフタとアンモン人との言い争いについて(士11:12-27)

イスラエルの土地について、エフタとアンモン人が言い争うシーンがありますが、ここの地名がわかりにくいですね。地図にして書いてみたいと思います。

 

ここで議論になっていることは、地図1の赤丸ゾーンは一体誰の地域なのか?ということです。

<地図1>


引用:https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures/bible-maps/map-1?lang=jpn

 

アンモン人の主張:イスラエル人に地図1の赤丸ゾーンを取られた!そこは我々の土地だ!返せ!

イスラエル民族の主張:民数記を読みたまえ!!(とは言っていない(笑))

 

イスラエル民族の主張をもう少し詳しく見てみましょう。

<地図2>

 

・エジプトを出て、シン荒野を超えてカデシ(地図2の青印)に着きました。

・そして、エドムの王に「あなたの国を通らせて欲しい」と言いましたが、通らせてもらえず、カデシに止まりました(民20:14〜)。

・そして、荒野を通ってアルノン川を超えないところでテントを張って泊まりました(民21:10〜)。

・そして進んで、次は、アモリ人の王シホン(地図2の青印)に「あなたの土地を通らせて欲しい」と言いましたが、通らせてもらえなかったので、戦い、その結果、神様がアモリ人の土地(地図1の赤丸ゾーン)をイスラエル民族にくれました(民21:21〜)。

地図1の赤丸ゾーンは、そもそもアモリ人の土地であって、君たちアンモン人の土地ではないのです。

・それから彼此300年近くの時が経ち、イスラエル民族はずっとそこに住んでいたのに、どうして今までその土地を取り戻さなかったのですか。

・結論:だから、地図1の赤丸ゾーンは、イスラエル民族のものだ!!

と主張したわけです。

 

(2)イスラエル民族とアンモン人の戦い(士11:29〜33)

そんなこんなで、イスラエル民族とアンモン人は戦います。

<地図3>


参考:https://sites.google.com/site/biblereader77/judges-11

まず、エフタは自分の故郷のトブにいました。そこからミヅパに行き、戦いに勝ったら自分を最初に迎えてくれる人を神様に捧げることを約束します。

そして、地図3の赤矢印の通り、アロエル、ミンニテ、アベル・ケラミムを通過し、多くの人を撃ち殺しながら、アンモン人の地域(赤矢印の最終地点の地域)に進んで行きます。

こうして、イスラエル民族はアンモン人に勝ちました。

(※サポンは、12章に出てくるので参考までに載せました。)

 

こうやって、地図で追うとよりわかりやすいでしょうか。しかし、地図を挟みながら文章で説明すると言うのは難しいですね。私も研究の必要性を感じております。

まあ、少しずつですね。ご容赦ください。

以上、エフタについて補足でした。

 

 

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はじめまして。私はキリスト教福音宣教会のChihiroといいます。 大学院の終わり頃にキリスト教福音宣教会で聖書を学ぶようになりました。 私は、大学で言語学(英語)を専攻しており、聖書が欧米文化に大きな影響を与えていることから、聖書を勉強したいと思っていました。最初は普通の教会で学んでみましたが、よくわからず断念。。 キリスト教福音宣教会のバイブル・スタディは、聖書を基本から教えてくれてわかりやすく、臨場感があり、とても面白い!!このブログでは、そんな面白さと共に、聖書に出てくる地名や時代背景を中心に情報提供できたらと思っています。