みなさん、こんにちは。キリスト教福音宣教会のChihiroです。
今日は民数記について書いてみたいと思います。
出エジプトは、モーセがシナイ山で十戒などさまざまな御言葉をもらい、幕屋を建てるところで終わりますが、民数記はそれ以降の話です。
◉ストーリー
(1)人口調査と規定(1章〜10章)
いざ、シナイ山を出発!の前に、人口調査をします。イスラエル民族は何人いるかな?
ことの始めを辿ってみると、エジプトの奴隷生活が始まる前、イスラエルの人たちがエジプトに来た頃はたったの70人でした。(出エジプト1:5)
それを考えればかなり増えたことがわかります。
そして、幕屋や祭司など様々な規定を確認した後、ようやくシナイ山を出発します。
(2)シナイやま出発〜ヨルダン川まで(12章〜最後)
イスラエル民族はシナイ山からヨルダン川まで移動します。
途中、モーセは12氏派から一人ずつ選出して、目的地のカナンを視察させて行きいますそして12人中たった2人が「カナンは良い土地だ。攻め取ろう。」と言います。その2人のうちの1人がモーセの次のリーダー、ヨシュアです。(民13章〜)
相変わらず、イスラエル民族はモーセに不平不満を言いながら、シン荒野を渡って行きます。
不平不満はあまりに多くて、本来なら40日で行けるはずが40年もかかってしまいました。(民14:34)
他にもコラという人がモーセに逆らったが故に神様を怒らせ、地面に穴が空開いて飲み尽くされてしまったり(怖い)、モーセの兄弟アロンも死んだり(民20:28)、人々が蛇に噛まれたり(民21:4〜)、様々なエピソードがあります。
他にもシホン・オグの戦い(民21:21〜)、バラムとバラクの話(民22章〜)、ミデアン人との戦い(民31章〜)などがありますが、後ほど1つずつ書いてみたいと思います。
そんなこんなで、イスラエル民族は、ヨルダン川付近まで近づいたところで、民数記は終わります。