キリスト教福音宣教会のちひろです。
前回に引き続き、娘の誕生日のエピソードを書きたいと思います。
先日、娘の誕生日があったのですが、家族で買い物に出かけました。
お腹が空いてきたので、よく行くフードコートのうどん屋さんへ。
いつも通り子ども向けの、おまけ付きうどんを注文しました。
ここで少し前提を話すと、
我が家の週末の過ごし方として、1番基本的な過ごし方は、「私と夫で半日ずつ自分時間を持ち、リフレッシュタイムを過ごす親と、1対2で子どもと遊ぶ親で二手に分かれて過ごす」というものでした。
また、私と子どもとの過ごし方と、夫と子どもとの過ごし方が少し違って、
特にお昼ご飯に関しては、私は子ども2人を食べさせるのは大変且つ自分もイライラしやすいので、食べさせやすいおにぎりを持って行くのに対し、
夫はうどん屋さんに連れて行くことが多かったです。
話を戻しますが、夫婦で子ども2人を連れながら、子どものうどんを注文しました。
夫は私の前を歩いていたのですが、
子ども向けのスプーン、フォーク、取り皿用のお碗、大人の箸を
華麗なる手さばきで、必要分をさっさと取り、お盆に並べて、「席に行こう」と声をかけて、進んで行きました。
ああ。。我が夫の華麗かつ無駄のない手さばきよ。。
私は感動しました。
いつもこうやって、やってきたんだよね。。
あなたは真のイクメンだよ。。
ちなみに「イクメン」とは、「育児に積極的に関わる男性、または将来的にそうありたいと考えている男性」のことを言います。
これね、色々難しいんですよ。
なぜなら、男性側は「俺はイクメンだ✨️✨️✨️」と思っていても、奥さんからすると「いやいや、あれ準備して、これお膳立てしてやってんのは、私なんだよ💢💢💢」ということが、よくあるからです。
これは奥さんからすると「イクメン」ではなく「自称・イクメン」へと格下げされます(笑)。
話をうどん屋に戻しますが、「子どもにうどんを食べさせるために必要な食具を持ってくる」というのは、文章に書くと、ごく普通で当たり前に見えるかもしれません。
しかし、実際は意外と難しいのです。
まず、フォークと取り皿は必需品だとして、
「スプーンは、汁は飲まないからいらないかな。」と予想し持って行かないと、
後々「スプーンがほしい〜😭😭」と泣いて騒がれたり。
「じゃあ、取りに行くね。」と言っても、
子どもを置いて取りに行ける距離なのか(フードコート、広いからね。混んでて行くお店の近くに座れない時もあるしさ)。
子どもを置いて行けない距離なら、子どもを椅子から降ろして(重い)、連れて行く必要があり。。
そして、スプーンを持ってきたところで、子どもが実際に使うかどうかは、また別の話🥲。
または、「スプーンは使わないよ」と説得するのか。
説得しようとして、余計に騒がれる可能性もあり。
それに、子どもが「こうしたい」と言っているのに、親の主張を押し付けるのを繰り返すと、
子どもの中で「親は自分の気持ちを聞いてくれない存在」となってしまい、
自分の気持ちを押し込めることが体質化してしまい、
体や心の健康が維持しにくくなってもくるし。
そうして、子どものことばかり考えてたら、うどんを取り皿に移すための大人の箸を忘れたり(しないか)。
なので、「子どもにうどんを食べさせるために、必要な食具をささっと華麗に無駄な動きなく取る」というのは、
普段やっている積み重ねの上に成り立つ「真のイクメン」にしか成せない技なのです。
いつもありがとう。我が夫よ。。
あなたは真のイクメンだよ。。
そう思ったうどん屋さんでの出来事でした。