みなさん、こんにちは。キリスト教福音宣教会のChihiroです。
今日は、北イスラエルの六番目の王様、オムリ王を見てみたいと思います。
基本情報
・名前:オムリ
・在位:紀元前876年-869年?(12年間) ※Wikipedia
・聖句:列上16:15-28
・信仰:偶像崇拝
王になる経緯
オムリは、元々は軍の長でした。
イスラエル民族が「ジムリ(オムリの前の王である)が当時の王(エラ)に反抗して、王になった。」という噂を聞き、オムリがを王になりました。
(ややこしい。。詳しくはジムリの最期をご覧ください。)
しかし、このままオムリが王になったわけではないようです。
イスラエル民族はオムリ派とテブニ派の二つに分かれ、対決します。
結果はオムリが勝ったのでオムリが王になりました。
王としての業績
(1)首都をサマリヤに移した
銀2タラントでサマリヤの山を購入したました(銀2タラントが現在のお金でいくらくらいなのかは不明)。
これまでは北イスラエルはテルザ(ティルツァ)を首都としていましたが、以降、サマリヤが首都になります。
引用:イスラムの歴史
聖句の中でサマリヤと出てくると、北イスラエル全体を指したりもしますね。
北イスラエルは代々「偶像崇拝」の国だったので、南ユダからすると良いイメージはありません。
それもあって、新約時代でもイスラエル(南ユダ)からは忌み嫌われていましたね(例:サマリヤの女)。
ちなみに「サマリヤ」という名前は、この土地を持っていた地主の名前「セメルさん」から来ているようです(列上16:24)。
(2)偶像崇拝をした
代々の王様のように偶像崇拝をしたようですが、その代々の王様以上に神様から見て悪を行ったと書かれています。
最期
オムリがどのように亡くなったかは、具体的には書かれていないですね。
オムリは、自分が購入したサマリヤの土地に葬られたようです。
以上、オムリでした。