聖書について/日常生活

北イスラエル①:ヤラベアム王

みなさん、こんにちは。キリスト教福音宣教会のChihiroです。

さて、士師記の次は南北時代の王様をまとめてみたいと思います。

この辺、複雑ですよね。私も(が?)苦手です。

一人ずつゆっくりまとめてみたいと思います。

まずは北イスラエルの初代王様ヤラベアムから。

 

基本情報

・名前:ヤラベアム(ヤラベアム1世、ヤロブアム) ※呼び名は色々。

・在位:紀元前931-910?(22年間) ※諸説あり(年号はWikipediaより)

・母:ゼルヤ、父:ネバデ(父は死に、母は寡婦になる)

・聖句:列上11:26〜

・信仰:偶像崇拝

 

王様になる前

ヤラベアムは、もともとソロモン王の家来でした。

若いときにその手腕と勤勉さを買われ、ソロモン王の家来に任命されます。

しかし、ソロモンが外国の女をたくさん娶ったため、神様は、ソロモンに敵対する人たちを通してイスラエル王国を南北に分裂させます。

そのソロモンに敵対した一人がヤラベアムでした。

 

王になる啓示

ヤラベアム預言者アヒヤを通して、自分が王様になる啓示を受けます。

預言者アヒヤが着物を12に裂いて、そのうちの10切れをヤラベアムに取らせます。

12と言えば、イスラエルの12部族。つまり、10部族はヤラベアムのものになるということです。

(実際、北イスラエルは10部族で成り立つ。)

 

アヒヤは「私(アヒヤ)の命じる全てのことを聞き従って、ダビデのように御言葉を守るならば、イスラエルをあなたに与えよう。」と約束します。

ダビデのように御言葉を守れば、ね。。果たして、ヤラベアムはできるのか!?

 

王様としての業績

イスラエルの重税問題(列上12:1-20)をきっかけに、ヤラベアムが北イスラエルの王様になります。

さて、ヤラベアムの王様としての業績はどうだったのでしょうか?

 

(1) 金の子牛を作った(列上12:25〜)

ヤラベアムは、金の子牛(偶像)を作ってしまいました。

偶像を作った理由としては、人々が自分から離れて南ユダの王様を支持することを恐れたのです。

当時、イスラエル民族は、南ユダにある都市エルサレムで祭壇を捧げていました。

つまり、北イスラエルの人々も信仰の都合上、南ユダに行って祭壇を捧げる必要があったのですが、そうしているうちに民の心が南ユダに傾くことを恐れたのです。

そこで、考えたアイディアが「北イスラエルに金の子牛を作って、それを拝むようにさせよう!そうすれば、民たちも南ユダに行かなくていい!」ということでした。

確かに、そのほうが民たちも信仰しやすいし、ヤラベアムの立場も守られます。

しかし、偶像崇拝は神様が最も嫌われる行為。このことが神様の前に大きな罪になってしまいました。

 

(2)一般の人を祭司に任命した(列上13:33〜)

「祭司」というのは、神様と人とを繋ぐ重要な職務です。神様の前に進み出るので、当然清くなければいけません。

当時はモーセの兄弟のアロンの子孫、及びレビ人が勤めると決まっていたので、勝手に決めてはいけませんでした。

それをヤラベアムは、自分が気に入る人たちを祭司として任命してしまいました。

これも神様の前に大きな罪となってしまいました。

 

(3)絶えず南ユダと戦争をした(列上15:6-7)

北イスラエルと南ユダの国際関係ですが、決して良くはなく、絶えず戦争があったようです。

 

最期

ヤラベアムが最期どう亡くなったかは、あまり詳しく書かれていません。

ただ、行ったことは神様の前に悪かったので、(1)ヤラベアム一家ごと滅ぼされてしまうこと、また(2)アッシリア捕囚が起こることアヒヤ預言者によって預言されます(列上14:7-16)。

そして、実際にそのことが起こったということが聖書に書かれています(※ヤラベアム一家の死(列上15:29)、アッシリア捕囚(列下17:1〜))。

 

以上、ヤラベアム王でした。

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