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聖書要約〜ヨハネの第一の手紙〜

みなさん、こんにちは。キリスト教福音宣教会のChihiroです。

ヨハネの第一の手紙まで来ました。

 

◉ヨハネって誰?

ここに出てくるヨハネは、使徒ヨハネと言われています。

使徒ヨハネは、ヨハネの黙示録を書いた人でもありますが、使徒の中で唯一殉教しなかった人でもあります。

非常に長生きし、90歳くらいまで生きたようです。

この手紙は老齢になってからエペソ(エフェソス)で書いたものと言われています。

 

◉何が書かれている?

周りに「偽教師」、「偽キリスト」が現れるようになったようで(世界史的には当時、グノーシス派が人気を得ていたようです)、騙されないように注意して、キリストを中心とした信仰生活をするようにと言っています。

 

偽り者とは、誰であるか。イエスのキリストであることを否定する者ではないか。父と御子とを否定する者は、反キリストである。(2:22)

イエスを告白しない霊は、全て神から出ているものではない。これは反キリストの霊である。(4:2)

 

このように異端、反キリストの定義を明確にし、自分たちはキリストを中心にして兄弟愛を大切にしなさいと説いています。

 

主は、私たちのために命を捨てて下さった。それによって、私たちは愛ということを知った。それゆえに、私たちもまた、兄弟のために命を捨てるべきである。世の富を持っていながら、兄弟が困っているのを見て、あわれみの心を閉じる者は、どうして神の愛が彼のうちにあろうか。子たちよ。私たちは言葉や口先だけで愛するのではなく、行いと信じとを持って愛し合おうではないか。(3:16-18)

私たちが愛し合うのは、神さがまず私たちを愛してくださったからである。「神を愛している」と言いながら兄弟を憎む者は、偽り者である。現に見ている兄弟を愛さない者は、目に見えない神を愛することはできない。神を愛する者は、兄弟をも愛すべきである。(4:19-21)

 

最後の二つは私も好きな聖句です。いいですよね。

以上、ヨハネの第一の手紙でした。

 

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