みなさん、こんにちは。キリスト教福音宣教会のChihiroです。
使徒行伝(異邦人宣教編)です。
具体的には10〜12章までです。
◉ストーリー
ここから異邦人への宣教が本格的に始まります。
言い換えれば、今まではイスラエル民族への宣教だったのです。
イスラエル民族と言えば、イエス・キリストをメシアとして受け入れず、十字架にかけてしまった人たちと認識されがちですが(そうなのですが)、イスラエル民族の中にもイエス様を信じた人たちがいたということですね。
さて、場所はカイザリヤです。カイザリヤは、港町として栄えており、政治の中心地でローマ総督の居住地でもあったようです。政治経済において栄えていた地域でした。
そこでコルネリオという百卒長(すなわちローマ人。すなわち異邦人)が伝道されます。この出来事が「神は異邦人をも受け入れてくださるのか。。。」とBIGニュースになり、カイザリアからイスラエルにまで聞こえてきました。(当時はテレビとか新聞はないですからね。)
そして、このニュースを聞いてバルナバという人がアンテオケ(アンティオキア)に遣わされ、信仰の指導にあったようです。また、ここで「クリスチャン」という言葉が生まれました。
宣教は進んでいくものの迫害が一層厳しくなり、ここで使徒の中で初の殉教が起こってしまいます。ヘロデ(マタイ2:1に出てくるヘロデ大王の孫!)によりヨハネが殺されてしまい、ペテロも捕まってしまいます。しかし、御使いが来てペテロは獄から出ることができ、ヘロデは虫に噛まれて呆気なく死んでしまいました。
次は、いよいよパウロが伝道旅行に行きます。
旅行と聞くと楽しそうですが、命懸けです(汗)。続く。