◉前回までのあらすじ
モーセを筆頭にイスラエル民族は、エジプトを出てカナンの地へと向っていましたが、不平不満とモーセに対する不信でシン荒野横断に40年もかかってしまいました。イスラエル民族は、残念ながらカナンの地へは辿り着けず、モーセもヨルダン川の手前(地図の青矢印の部分)で死んでしまいました。
ここからは、ヨシュアを筆頭にイスラエル民族の第二世代(第一世代の子供たち)がカナンの地へと向かいます。上地図の青矢印の部分からスタートです。
◉ストーリー
ヨシュア記は、大まかに言うと、ヨルダン川を渡って、南側(地図下側)を攻め取り、次に北側(地図上側)を攻めます。こうして、カナンの地を得ましたとさ、というお話です。最後にみんなで土地を分配してヨシュア記は終わります。
もう少し詳しく、有名なお話をいくつかPick Upしてみようと思います(地図の赤字の部分です)。
(1)エリコの戦い(ヨシュア5, 6章)
ヨルダン川を渡って最初に攻めたのは「エリコ」です。
「エリコ」と言う町は、でかい!!強い!!
31部族の中で一番強いと言っても過言ではありません。
そんな「エリコ」を1日1回×6日間+最後の7日目に7回まわり、「エリコ」を滅ぼしたというお話です。
(2)アイの戦い(ヨシュア7, 8章)
今度は、「アイ」。「アイ」は、エリコに比べて小さい!
エリコに勝ったんだから、アイなんて楽勝さ〜!!と思いきや、なぜか敵に勝利できないイスラエル民族たち。
なぜなら、アカンという人が、奉納物において罪を犯してしたからでした。
神様は、こう言いました。
あなたがたのうちに、滅ぼされるべきものがある。その滅ぼされるべきものを、あなた方のうちから除き去るまでは、敵に当たる事は出来ないであろう。(ヨ7:13)
アカンに罪があることがわかり、アカンが滅ぼされると勝利することができましたとさ。
(3)ギベオンでの戦い(ヨシュア10章)
日を止めて、戦いに勝った奇跡が書かれているお話です。
「いや、太陽って既に止まってるし。。」など、宗教と科学が対立する場面でもあります。
でも、正しくわかれば宗教と科学は対立しないのです。
詳しく知りたい人は、キリスト教福音宣教会に来てね。
以上、簡単にヨシュア記でした。