聖書について/日常生活

聖書要約〜ダニエル書(後半)

ダニちゃん後半(急にフレンドリー)見て行きたいと思います。

 

◉ちょっち復習:いつの人?

バビロン捕囚前からバビロン捕囚後までの人です。

 

 

◉前半のストーリー

 

 

◉後半のお話

・7章:ベルシャザル王なので、ネブカドネザルの孫時代です(上の図参照)。ダニエルが夢を見ます。一般的にはその内容は、4つの獣(「獅子=バビロン」、「熊=メディア・ペルシャ」、「ヒョウ=ギリシャ」、「第四の獣=ローマ」)が出てきて、「熊=メディア・ペルシャ」は、バビロン、リビヤ、エジプト(三本の肋骨)を征服します。「ヒョウ=ギリシャ」は、アレクサンダー大王の世界征服の後、4つの国(4つの頭)に別れます(エジプトのプトレマイオス王朝、シリヤのセレウコス王朝、マケドニヤのアンティオゴノス王朝、小アジアのフィレタエルス王朝)。「第四の獣」は、「ローマ」と解釈されているようですが、10の角については色々な解釈があり、よくわかりませんでした。

 

・8章:7章から2年が経過しました。ダニエルがまた幻を見ます。内容は、7章と同じです。「雄羊=ペルシャ」には二つの角(メディア・ペルシャ)があって、それが西・北・南(バビロン、リビヤ、エジプト)を征服し、高慢になっていました。そこに登場したのが雄やぎ(ギリシャ)の角、アレクサンドロス大王!世界史にも出ますが、世界征服をバシバシして行きます!しかし、その後後継者争いにより衰退し、4つに国が分裂します(エジプトのプトレマイオス王朝、シリヤのセレウコス王朝、マケドニヤのアンティオゴノス王朝、小アジアのフィレタエルス王朝)。その4つの角のうちの一つ、シリヤのセレウコス王朝からアンティオコス4世・エピファネスという王が現れ、ユダヤを迫害したようです。

参考: Wikipedia

 

9章:ダニエルがイスラエルに関して悔い改めた際にもらった「キリストに関する70週の預言」です。

 

10章:ペルシャ王クロスの時代になりました。なんともまとめにくい章ですが、、。ダニエルが見た幻がまた書いてあります。ここでもペルシアがきて、ギリシャがくることが書かれています。

 

11章:メディア人ダリヨスの時代になりました。ここでは、ペルシアについて書かれているようです。一般的には、3人の王(カンビュセス、スメルディス、ダリヨス)が出た後、第四の王アハシュエロス王(エステル記で出てくる王様)が出てくることが書かれてると言われています。その後、一人の勇ましいギリシャ王アレクサンドロス大王が来て、世界征服が始まります。しかし、後継者争いで国が4つに分かれます。分かれた4つの国の一つ南の王(プトレマイオス朝エジプト)セレウコス1世は、北の王セレウコス朝シリアと和親を計ります。

 

12章:最後の章です。ダニエルがバビロン捕囚の真っ只中を生きた人ですが、幻の中で亜麻布を来ている人にこう言います。「この異常な出来事(バビロン捕囚)は、いつになって終わるでしょうか。」その人は、「ひと時とふた時と半時」だと答えます。なんとも意味深な表現です。どうであれ、バビロン捕囚が起きた後、「イスラエル」というユダヤ人の独立した国は、1948年までずっと建てらることはありませんでした。

 

〜おわりに〜
ここは、本当に難しいですね。私もそれなりに調べましたが全てわかったわけではないし、上に書いたことも一般的解釈且つ歴史的事実と合致すると考えられるものを書きました。私も皆さんになるべく正確且つ正しい情報を提供できるように努力して参ります。何か新しいこと(解釈として正しいもの、またはそれなりに信憑世があると思われるもの)が分かり次第、また更新致します。

 

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