そこでラバンは約束したとおりに、羊とヤギを分けました。
そして、お互いの羊とヤギが容易に混じることがないように、
三日路(歩いて三日ほどかかる距離)の隔たりを設けました。
[voice icon=”https://thefunniestbiblelab.com/wp-content/uploads/2019/11/nouka_man1_laugh.png” name=“ラバン” type=”l”](絶対、ヨセフに財産(羊)は奪われないからな。。)
[/voice]
[voice icon=”https://thefunniestbiblelab.com/wp-content/uploads/2019/10/isaac_blessing_yosehu.png” name=“ヤコブ” type=”l”](どうやったらまだらな羊を産ませることができるだろうか。。。)[/voice]
ヤコブは夢を見ました。
[aside type=”boader”]
まだらな羊を産ませるためには、はこやなぎとあめんどうとすずかけの木の枝をとって、
皮を剥いでそれに白い筋を作って、羊達が水を飲む鉢に向かわせておけば、
その水を飲んで羊達がまだらな羊を産む。。[/aside]
(左から、はこやなぎ、あめんどう、すずかけ)
(※これらには、動物にとってさかりの作用があったようです。)
結果、「しまのあるもの」、「ぶちのもの」、「まだらのもの」を生みました〜🌟
(パチパチパチ👏・・・。)
ヤコブは、その子羊を別にしておきました。
また、ヤコブの群れの顔をラバンの群れのしまのある羊と黒い羊に向かわせました。
(※ここは、動物の母親が妊娠期間中に見たものが胎児にも伝わる。すなわち、母親が縞模様のものを見たら、生まれてくる子どもは縞模様になるからそうさせたという説もあるようですが、ちょっと羊同士を向かわせた意図は研究中です。。)
また、群れの強いものが発情した時には、はこやなぎなどの枝の汁を飲ませ、
その子ども(強い子ども)が生まれるようにしました。
そのようにして、ヤコブは、より強いものを増やしていき、
量だけでなく、質的にも強いものを得る工夫をしていったのです。
そうして、ヤコブはますます豊かになっていき、
妻を得て、子どもも得て、経済を得て・・。
ますます栄えていきます。
(恐るべし。。)
参考:2000年10月8日主日「平和のための理想世界」より
画像:
http://www.seinan-gu.ac.jp/shokubutsu/list_search/943.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/アーモンド
https://ja.wikipedia.org/wiki/スズカケノキ
おまけ:「あめんどう」って「アーモンド」のことだったんですねぇ。
あめんどう→あもんどう〜→アーモンド!?