みなさん、こんにちは。キリスト教福音宣教会のChihiroです。
さて、四大福音書が終わりました。
四大福音書は、イエス・キリストが生まれ、御言葉を伝えるも十字架にかけられて死んでしまい、その後、霊で復活するという話でした。
使徒行伝は、そのあとの話になります。
イエス・キリストは霊で復活して、弟子たちに会い、40日間また教えを話してくれます。
ところで、ある弟子がイエス・キリストにこんな質問をします。
[voice icon=”https://thefunniestbiblelab.com/wp-content/uploads/2019/10/family_ani_imouto.png” name=“ある弟子” type=”l”]イスラエルのために国を復興なさるのは、この時なのですか。[/voice]
歴史的背景を説明すると、当時、イスラエルはローマの属国だったのですよ。ローマに支配されていたわけですね。
だから、イスラエルの人たちは、キリストが来ればローマからも独立して、自分たちの国を築いて幸せに暮らすぜ〜!!=(イコール)復興!!と考えていたのです。
キリストが意味するところは、そういう意味ではないと言っていたのですが、弟子たちは残念ながら理解できなかったようです。
そこで、キリストはこう答えます。
[voice icon=”https://thefunniestbiblelab.com/wp-content/uploads/2020/03/nigaoe_jesus_christ.png” name=“イエス” type=”l”]時期や場合は、父(神様のことね)がご自分の権威によって定められておられるのであって、あなたがたの知る限りではない。ただ聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、私の証人となるであろう。(1:8)[/voice]
まあ、「イスラエルが復興するのは、あなたがたの知る限りではない」ってことです。
そして、「あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、私の証人となるであろう。」と言って昇天して行きます。
さいなら〜✨
「ああ、行ってしまった〜」という感じですが、このあと、弟子たちは熱い聖霊を受けてイエス・キリストを述べ伝えます。
そして、キリストが言ったように本当に「エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、私の証人となっていく」のです。
なので、使徒行伝は、
(1)エルサレムでの宣教
(2)ユダヤとサマリヤで宣教
(3)他の地で宣教(異邦、パウロの伝道旅行、ローマ)
というストーリーになっているのです。
使徒行伝は長いので、上の(1)〜(3)に分けてストーリーを追ってみたいと思います。
キリスト教福音宣教会(Christian Gospel Mission)