聖書について/日常生活

聖書要約〜ヨハネによる福音書〜

みなさん、こんにちは。キリスト教福音宣教会のChihiroです。

四大福音書の4つ目、ヨハネによる福音書です。

ヨハネの福音書は、他のマタイ、マルコ、ルカと重複する描写が少ないのが特徴ですね。

もちろんどれも必読ですが、

マタイヨハネを読めば効率よく四大福音書を制覇することができるように勝手に思っています。

 

◉ヨハネとは?

ヨハネとは、使徒ヨハネです。

新約聖書の最後に書かれている「ヨハネの黙示録」を書いた人でもあります。

 

 

◉何が書いてある?

ヨハネによる福音書の冒頭はとても有名ですね。

初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。(1:1)

 

聖書を学び始めた時、ここの意味をすごく知りたかったのを覚えています。

大学で言語学を専攻してたので、テキストの前書きに書かれてたりしてたんですよね。。

 

「言」とは「御言葉」であり、「御言葉」が肉体と一体になった人が「キリスト」なのです。

 

他にもヨハネによる福音書の有名な聖句を紹介すると、

 

イエスはその人が横になっているのを見、また長い間患っていたのを知って、その人に「なおりたいのか」と言われた。(5:6)

これね、イエス・キリストが病人に「治りたいのか。」と聞いているという。

本人の意思の尊重!!

いや、治りたいっすよ!当然じゃないっすか。なんで聞いとんねん!!っていうのもありますが。

でも、治りたいという意思って大事なんですよね。

このように信仰も「救われたい」という意志って大事だったり。。

 

わたしは、新しいいましめをあなたがたに与える、互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。互いに愛し合うならば、それによって、あなたがたがわたしの弟子であることを、すべての者が認めるであろう。(13:34)

これはね、もうイエス・キリストが十字架につけられることは見えていた時に言ったセリフですね。

自分が残していかなければいけない弟子たちに遺言のように残したセリフ・・。

「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」

もうね、「はいっ!! (>_<) そうしますっ!!!!(>_<) 」

自分が愛し、心から尊敬する師が死ぬ前にそう言ったなら、

「どんなことがあってもそうしますっ!!!!」って思ったのではないかなと思います。

 

わたしは道であり、真理であり、命である。(14:6)

これは、高校で倫理の教科書に載っていたのをすごく覚えています。

当時は、へぇとしか思ってなかったし、真理ってなんだ?なんで自分を命って言ってるんだろう?

としか思ってなかったですが、この数年後!?自分が聖書を学ぶようになるとは・・。

 

彼らが食事をすませると、イエスはシモン・ペテロに言われた、「ヨハネの子シモンよ、あなたはこの人たちが愛する以上に、わたしを愛するか。」(21:15)

これは、イエス・キリストが十字架が死んだ後、霊で復活し、弟子たちに会った場面ですね。

イエス・キリストが弟子の一人ペテロにそのように尋ねます。

 

ペテロは、イエス・キリストの一番弟子でした。

元漁師で善良・純朴なペテロ

また、一番最初にイエスキリスト(救い主)であることを悟った人でもあります。

 

そんなペテロイエス・キリスト十字架にかけられる時になると、

3回「わたしは、その人(イエス)を知らない」と言ってしまいます。

 

ペテロは、自分が心から尊敬してついていった師がそのようになってしまったことに非常に驚き、

とっさにそのように言ってしまいました。

 

そして、イエス・キリスト十字架にかけられ、死んでしまったのですが、

その後、イエス・キリスト復活し、弟子たちに会います。

 

[voice icon=”https://thefunniestbiblelab.com/wp-content/uploads/2020/03/nigaoe_jesus_christ.png” name=“イエス” type=”l”]ヨハネの子、あなたはこの人たちが愛する以上に、わたしを愛するか。[/voice]

[voice icon=”https://thefunniestbiblelab.com/wp-content/uploads/2019/09/fishing_man.png” name=“ペテロ” type=”l”]主よ、そうです。わたしがあなたを愛することは、あなたがご存知です。[/voice]

 

こんな感じで、イエス・キリストが3回ペテロに質問し、ペテロは3回答えます。

3回「わたしは彼を知らない」と答えてしまったペテロ3回「愛しています」と答え、

イエス・キリストは、「わたしの羊を飼いなさい。」と言います。

つまり、イエス・キリストを信じてついてくる人たちの面倒を見て、

教えてあげなさいということです。

 

ヨハネによる福音書はここで終わってしまいますが、

その後、ペテロは聖霊を受けて変化し、イエス・キリストの深い愛に気づいて、

3000人を伝道するようになります。(使2:41)

 

ペテロは熱心にイエス・キリストの教えを伝えますが、

最後、十字架につけられて殉教してしまいます。

 

イエス・キリストと同じ十字架ではあまりに申し訳ないからと言って、

逆さ十字架にかけられたのは有名な話ですね。


引用: Wikipedia

 

以上、ヨハネによる福音書でした〜。

次は、使徒行伝

イエス・キリストが死んだ後、弟子たちが色んなところで御言葉を伝えます。

 


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