ヨナ書まで来ました。
十二預言者の4人目、ヨナです。
他の預言書と違って、ヨナ書はストーリーになっています。
◉いつの人?
◉どんな人?
ヨナといえば、預言者にしては珍しく「不従順な預言者」です。
他の預言者は、神様に「これこれを民に伝えなさい」と言われると、素直に従ってそのことを伝えたり、行ったりするのですが、ヨナは、神様に「ニネベという町の人々に御言葉を伝えなさい」と言われると、「嫌です」と言わんばかりに神様を離れて他の土地へ行ってしまいます。
そんなヨナの運命やいかに!?!?
◉何が書いてある?
上にも書きましたが、ヨナは、神様に「ニネベの町に行って御言葉を伝えなさい」と言われると、「嫌です」と言わんばかりに神様を離れてタルシシ行きの船に乗ります。
タルシシはどこかというと、地図を見てみると結構遠方であることがわかります。
引用:theJordanvalley.com
現代で言うイスラエル(ヨッパ)からスペイン(タルシシ)まで!!
今ほど船旅も安全ではなかったはずなので、だいぶ勇気ある旅のように個人的には感じました。
いざ出発!!
ノアを乗せた船は、暴風にあってしまいました。
この災いは誰のせいなのか・・。
それをわかるために、くじを引くことになりました!!
くじに当たったのは、ヨナ!!
ヨナも自分が神様から離れてしまったことを認め、「自分を海に投げ入れてくれ」と言います。
そして、ヨナは、大きな魚に食べられてしまいました。
第二章、ヨナは魚の腹の中で悔い改めます。
すると、神様は許してくださって、魚からヨナを出してくださいました。
悔い改めたヨナに再度神様は言います。
「ニネベの町に行って御言葉を伝えなさい。」
第三章。次は頑張りました!ヨナさん!!
ちゃんと従順して、ニネベの人たちに御言葉を伝えます。
「悔い改めなさい。そうでもしないと、ニネベは滅びるよ!!」
ニネベの人たちは、ヨナの言うことを聞いて悔い改めました。
すると、神様はニネベの人が悔い改めたのを見て、ニネベを滅ぼすのをやめました。
第四章、それを見て、ヨナは怒りました。
「なんだよ!神様!!ニネベを滅ぼすって言ったのに!!」
ヨナは、町から出て小屋を作って日陰に座っていました。
そしたら、超かんかん照りの太陽が!!
あっつい!あっつい!!あっつい!!!
すると、ヨナはトウゴマを発見し、それを日陰にしました。
引用:hanamist.sakura
しかし、翌日、あまりの暑さに枯れてしまいました。
「なんだよ!!トウゴマ、枯れちゃったじゃないか!!」
[voice icon=”https://thefunniestbiblelab.com/wp-content/uploads/2019/09/internet_god_kamieshi.png” name=“神様” type=”l”]トウゴマのために怒るのは良くない。
あなたが1日育てたトウゴマさえ、あなたが惜しんでいるのに、
137億年かけて宇宙万物と人間を作った私がニネベの人たちを惜しまないでいられようか。。[/voice]
そうだよな。。
「裁き」と言うのは、神様が心から願っていることではないのです。
神様も裁きたくて、裁いているわけではないのです。
神様は、人間を愛して137億年かけて宇宙、地球、万物、そして人間を作ったことをわかって、神様に感謝して、愛して欲しいのです。
悔い改めた人間たちを見て、神様は裁きをやめましたとさ。